財布の数
昨日は、中国で味千ラーメンが店舗展開をしている、という話でした。
日本食つながりで、日本酒の輸出について書いてみます。
日本酒の輸出が、2007年に過去最高の1万1000キロリットル、
金額にして70億4800万円(前年比15.4%増)となったそうです。
最大の輸出国はアメリカです。アメリカだけで全体の3分の1です。
2位は台湾、3位は韓国です。アメリカでは、健康食として日本食、
特に寿司がブームであるので、輸出量は順調に伸びているそうです。
ただ、日本が輸入しているワインは、2006年の統計で11万9405キロリットル、
スパーリングワインだけを見ても1万9794キロリットル、ということで、
世界中で飲んでもらっている日本酒よりも、
日本人が日本国内で飲んでいるスパーリングワインの方が断然多い状況です。
外国で日本酒が飲まれるのは、外食の場で、しかも、「表」のお金を使う場面
だと思われます。それに対し、日本国内で飲まれるスパーリングワインは、
外食はもちろん、結婚式や家庭・パーティーなどのお祝いの席が加わり、
さらに、夜の街で「裏」のお金も入り交じって消費されているシャンパンが
かなりの量を占めると思われます。消費を考えるときに、
一般市民が消費するお金、企業の「表」のお金(帳簿に載るもの)
だけでなく、政治家・官僚が使うお金(帳簿に載るのは一部)、さらに、
全く表に出ることのない「裏」のお金も考える必要があります。
スパーリングワインの輸入量と、日本酒の輸出量の差は、
財布の数の違いから来ている、とも言えそうです。
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