消費者感覚
熊本に本社があり、九州でチェーン展開している
「味千ラーメン」という店が、中国で爆発的に広がっているそうです。
日中合弁の会社が店舗展開をしているのですが、
日本側の出資比率は4.4%で、製品開発は日本が行っているものの、
メニュー構成、価格設定などは現地の中国人が決定していることが
成功の秘訣である、と2月2日号の東洋経済の記事では書かれていました。
曰く、中国では、数人の客が何点か頼んで取り分け、「和食」として
楽しむことが多く、「1品プラスαで35元」という価格設定が
絶妙であった、とのことです。1皿400元のパスタ店は撤退したのに、
たった5元(日本円では75円)安く、品数では1品未満のプラスαの違いで、
客の入りが全く違う、という点は記事としての面白さで作っている部分
もあるものの、私が面白いと感じたのは、日本では、
大皿で取って皆で取り分けて食べる典型が中華料理であるのに、
中国では、日本からの「和食」も取り分けて食べる料理とされている点です。
消費者感覚を掴むためには、現地の人に決定権を委ねる他ないのでしょう。
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