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聖火リレー

四川省の大地震は、15日現在、死者が5万人を超えるとの推計が、

新華社通信で報道されました。中国は、人民解放軍を使って救助活動を行い、

外国からの救助隊の受け入れを拒否していたのですが、

日本からの国際緊急救助隊を今日、受け入れたようです。

国家の示威行為として聖火リレーを行うことと、

国家への反対を唱えるデモ活動によって聖火リレーを妨害することの、

いずれが政治的なのかという、オリンピック史上でも珍しい問題が

提起されましたが、地震後に聖火リレーを予定通り続けるか否か、という問題も

もし、自分が政府の側にいたとしたら、判断に迷ったことと思います。

実際には、地震後も、聖火リレーは予定通り続けられ、

批判が高まったためにコースを短縮はしたものの、

15日現在では、リレーそのものは続行、という決定です。

私が好きな言葉に、「選択をしなかったこと-それが貴方の選択なのです。

理性と熟考を欠いていたがゆえに、しかるべき決断をしそこねること-

それもまた、ひとつの決断にほかなりません。」という言葉があります。

「決める」というのは難しいものです。

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救援金

これだけ大きい地震が内陸で起きた、というだけでも驚きですが、

オリンピックを間近に控え、チベット問題でも揺れる中国で起きた、

というのは、本当に「事実は小説よりも奇なり」だと思います。

小説では、チェルノブイリ事故並みの原発事故が起きる、

といった不吉なものもありましたが、

被害者数だけで言えば、原発事故並みの大災害です。

中国政府が、和諧社会(調和の取れた社会)を政策とし、

沿海部と内陸部の格差是正を目指していた中で、大きなショックだと思います。

ニュースを見ていたら、北京にて、五輪のチケットを持つ中国人が、

地震の救援金として赤十字へ寄附する目的で、ネット上で転売をした、

という報道がありました。今回の北京五輪のチケットは、

ワールドカップと同様に、「利益を目的とした転売」を禁じているそうなので、

その中国人は、代金を自分が受取るのではなく、直接赤十字へ寄附してもらい、

寄附したことの証明書と引換えにチケットを渡す、という仕組みにしたそうです。

中国には、本当に頭が良い人がいるな、と思いました。

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動物に対する所有権

上野動物園で、パンダのリンリンが先月30日、死亡しました。

そこで初めて知ったのですが、リンリン以外の、日本にいるパンダは、

すべて中国からの期限付レンタルで、しかも、子供が生まれた場合にも

子供ごと返却しなければいけない、という契約だそうです。

あくまで「物」であり、子供は「果実」なので、元物の所有者である中国が

子供についても所有権を主張できる、という理屈だと思います。

だからこそ、リンリンは世界中を旅して、種付けに励んだのですが、

上手くいきませんでした。飼育係曰く、「飛行機に最も多く乗ったパンダ」

という紹介をしていましたが、少子化はパンダにも波及するのか、

と思ってしまうニュースでした。

胡錦濤・国家主席が来日した際に、パンダをレンタルしてもらう話

が出たようですが、石原都知事が、「必ずしもパンダは必要でない。

費用対効果で見て、本当にパンダが必要なのか」と発言されていたように、

どうせお金をかけるなら、旭山動物園のような「行動展示」をした方が、

東京都民がわざわざ旭川まで行かずに済んで良いと思います。

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